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『千の風になって』(せんのかぜになって)は、日本のテノール歌手・秋川雅史のシングル。2006年5月24日発売。発売元はタクミノート(テイチクエンタテインメント)。


解説
声楽を専攻する歌手としては稀となる、マキシシングルでの発売。自身初のシングル作品でもある。

発売以降知る人ぞ知る曲としてじわじわと人気を高めていた。2006年末にNHKの『第57回NHK紅白歌合戦』への出場が内定し、大きな注目を浴びることとなるが、この時点でも楽曲や秋川自身の認知度は低いものであった。

紅白出場内定後、急激にオリコンチャートを駆け上がり、紅白放送前の2007年1月1日付(2006年12月27日発表)で31位まで浮上。紅白では歌唱前にSMAPの木村拓哉が朗読したこともあり、年明け後の翌々週(オリコンチャートでは年始2週を合算週とし、2週分の集計を年始2週目に発表している)には4位を記録し、同年1月22日付のオリコンシングルチャートで1位を獲得した。

1位を獲得した週の推定週間売り上げは29,094枚と、オリコンの週間チャートでも非常に少ない枚数での1位ではあったが、自身初はもちろん、クラシック歌手としても史上初のチャート1位の快挙となった。また、翌週(1月29日付)のチャートでも、勢いをさらにつけ、その約3倍増となる89,994枚を売り上げ、その翌週の(2月5日付)のチャートには101,532枚を売り上げた。

また、CDには秋川自身の編曲によるピアノ伴奏付きのコーラス譜を封入している。

なお、オリコンではこのCDは演歌チャートでランクインしている。一方で新井満の『千の風になって a thousand winds』は演歌チャートにはランクインしていない。また、オリコンの2007年上半期シングルチャートでは第1位を獲得した。

男性ソロ歌手が上半期シングルチャートで首位になるのは浜田省吾の「悲しみは雪のように」以来15年ぶり、演歌・歌謡曲としては大川栄策の「さざんかの宿」以来24年ぶり、クラシック系ではオリコンチャートの歴史で初の快挙である。また、男性ソロ歌手のTOP10入り通算20週は槇原敬之の「どんなときも。」以来16年ぶりの快挙となった。

このシングルは発売当初6500枚の生産だったという。

2007年8月にフジテレビ系列全国ネットにてドキュメンタリードラマ千の風になっての放送が決定している。


収録曲
千の風になって
(作詞:不詳 日本語詞・作曲:新井満 編曲:EDISON)
千の風になって ~カラオケ~
(作曲:新井満 編曲:EDISON)
リンゴ追分
(作詞:小沢不二夫 作曲:米山正夫)
自身のコンサートでも必ずというほど披露されていた、1952年発表の美空ひばりの楽曲のカバー。

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